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【質問!】走っているバイクはなぜ倒れない?
皆様にご質問です!
「走っているバイクはどうして倒れないんですか?」
止まっている時は人なりスタンドなり何かで支えないと倒れてしまうバイク。
どうして走りだすと倒れないのでしょうか?
当たり前のように乗っているバイク(自転車もそうですね!)ですが、ふと考えてみると不思議なものです。
というわけで今日はそんなお話です。
思いつくものとしては例えば動いている物体はその運動をし続けようとする【慣性の法則】が働くので、走り出したらバイクは前に進もうとするから?
あるいはコマのように回転している物体には安定しようとする力が働く【ジャイロ効果】があるのでタイヤが回り出すと安定するから?
どちらも間違いではありませんが完全な正解とも言えません。
これだけでは根本的な理由が足りないんですね。
答えは
【ハンドルが切れるから!】
です!
遅いスピードで走ろうとするとハンドルを右に左に切ってバランスを取るわけですが、走っている時も実は微妙にハンドルを切ってバランスを取っているのです。
想像しただけでも怖いですが、仮にバイクのハンドルをまっすぐに固定、溶接でもして切れない状態で走り出すとすぐに倒れてしまうはずです。
つまり、そもそもまずバイクが倒れないのは『ハンドルを切ってバランスを取れるから』であり、その上でなぜ走っているバイクは倒れない(正確には“倒れにくい”)のかと言うと、『慣性の法則』や『ジャイロ効果』によりバランスが取りやすくなるからというわけです!
意外に答えられなかった方も多いのではないでしょうか?
何気ない日常もアンテナをはって見てみると案外面白いものですね♪