ブログ
-
【車両紹介】PIAGGIO/VESPA Primavera50/125 ~インプレッション~
前回ご紹介を致しましたVESPA Primavera50/125。
先日Primavera125に乗る機会がございましたので、今回のブログでは改めて試乗インプレッションを
お送りしたいと思います。
普段VESPA PX150 EURO3に乗っている私にとって
Primavera125はエンジンをかけた瞬間から全く別の感覚を受けました。
いかにもバイクらしい音を奏でるPX150 EURO3と違って
「ん?エンジン掛かっているのかな?」と一瞬思ってしまうほどに静かなんです。
そして走り出しも非常に滑らか、淀みなくスーッと走り出します。
パワー不足も特に感じません。“基礎編”でご案内をした通り振動も少なく快適な乗り心地です。『シートが固い』と言われがちなPrimavera125。
確かに座り心地はやや硬めでした。
しかしながらPrimavera125はフワフワとした柔らかいシートよりもこちらの方が良い気がします。
その理由は後ほど。。。
また車でもそうですが長距離を走る場合には柔らかいシートよりも硬いほうが疲れにくいとされています。
部屋に置いてある椅子と違って、車やバイクなど“動いている物”の場合はただ座っているように
思えても実際には前後・左右・上下に揺れる体のバランスを取る為に体には無意識に力が入っているのです。
シートが柔らかいほどこの“揺れ”も大きくなり、強い力を入れる必要があるため疲れてしまうというわけ。
今回の試乗は40分程度でしたが疲れる事もなく、お尻が痛くなるという事もありませんでした。そして皆様に一番お伝えしたいのがPrimavera125のコーナリング。
オシャレなイメージのVESPAに“コーナリング”というスポーティな言葉は似合わない気もしますが
あえて使います!それほどに優秀でした。
カーブにさしかかり「さて曲がろう」と思った瞬間にスッと自分のイメージ通りに
車体が寝て(傾いて)くれるのです。寝過ぎず、寝なさ過ぎず、本当にジャストなところ。
驚くほど素直に車体が動くので本当に気持ち良くカーブを走れました。
「オシャレに街中をのんびりと♪」だけではなく、
しっかりとした“走る楽しさ”をPrimavera125は持っています。
そしてその走りを楽しむには先述のやや硬めのシートが丁度良かったのです。来月、8月14(金)~16(日)までの3日間開催する試乗会にはこのPrimavera125もございます。
ぜひこのコーナリングを体感してみてください!※インプレッションはあくまでも当店スタッフが個人的に感じた内容です。
感じ方には個人差があり、全ての方に当てはまるわけではありません。